渡る世間に鬼はなし
今日は、節分ですね👹
節分と言えば豆まき。
この節分で使う大豆は、「魔滅(まめ)」にも通じることから、魔を滅すると言われているのだそうだ。
渡る世間は鬼ばかりだから、コイツなんなんだ…気に入らねぇな!と思ったら、私は豆を投げつけながら強く生きて行くぜ。(紅蓮華を聴きながら)
でも本当は、気に入らない相手のことを、そうやって一方的に鬼だと思ってしまう、そんな勝手な自分がすでに鬼なんだよね。
だから、渡る世間に鬼はなし!なんだよ本当はね。
だって、どの立場から見ている善悪なんだ。
誰が善人で悪人か、賢者と愚者だと決められるのか。
そんな資格がある人間は本当はいない。
清濁併せ呑む心の広さは持てなくとも、相手にも「気に入らない何か」があるが故の言動や行動だったのかも…と少しだけ冷静に考えられればいいなとは思う。
もしも、アナタにも誰か気に入らない人がいたとして、その人が鬼のように見えたのなら、自分の中から退治しよう。
鬼は外、福は内。拒絶するのではなく、退治するのだ。自分の中から。
煩悩とは自己愛に起因する気の迷いの事だ。
それならば、人を嫌う心も煩悩 だと言えるのではないか。
自分の心を守る為に、相手を敵視する。
退治すべきは相手そのものではなく、自分の中の煩悩や怠惰な心。そして、それを断つこと。
それが、本当に退治すべき鬼なのではないか。
私も、自分の中にいる鬼を払い、皆様の無病息災を願う日にしたいと思う。
四柱推命などの占いでは、明日からが新年とされている。
自分の中から鬼を退治し、新しい年を迎えよう。
今週のお題「鬼」
渡る世間に鬼はなし
節分